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2005年10月14日 (金)

赤間神宮(2)

海に沈んだ安徳帝を祀る本殿は、竜宮を表しています。

「源平盛衰記」によると、後白河天皇から海に沈んだ三種の神器のひとつである宝剣を探すように命じられた義経は海人に潜らせて探させたが見つからず、次のように報告しました。海底には龍宮城があり、その奥に安徳帝を抱いた大蛇がいて宝剣をくわえていた。これは龍宮城の宝物だから渡すことはできないと。

赤間神宮が竜宮城の形をしているのは、こんなエピソードを含んでいるのかもしれません。3b 6c_5 5c_1  

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安徳天皇」カテゴリの記事

コメント

先日、行った赤間神社が又見れました。
本当に竜宮城の感じでしたね。
源平盛衰記の説明でよくわかりました。

ラメールさんのお写真も楽しみにしていますよ!

赤間神宮の中の写真、よく撮れましたね。
私も何枚か写真を撮ったのですが、雨の日だったせいか、全部暗くてボツでした。

本殿の中は暗いですね。本で見る写真は水庭が美しく写っていたのですが、思うようにはいきませんでした。

源平盛衰記の中の義経の回答はなかなかのものですね?
強かな後白河法皇がそれで納得したのでしょう?

義経公は、なかなかウィットに富んだ人だ人物だったようです。一方、後白河天皇は「日本一の大天狗」といわれた人だし、二人ともやはり大物です!

竜宮城の話、粋ですね。
「源平盛衰記」にそんな話があったなんて
知らなかったです。

くまさん、コメントありがとうございます。
竜宮城の話、夢がありますね。
関門海峡を眺めていたらそんな話も在り得るように感じてしまいました。

この話については、海に潜った海人が直接、後白河天皇に話したと書いてある本もありました。

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