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2005年11月13日 (日)

須磨寺(12)敦盛卿首洗池

義経腰掛の松の前には、敦盛卿首洗の池があります。ここで、直実が敦盛の首を洗ったとされています。

直実は首をとった後、「あはれ、弓矢とる身ほど口惜しかりけるものはなし。武芸の家に生れずは、何とてかかるうき目をばみるべき。なさけなうもうち奉るものかな」と嘆き、袖を顔に押し当ててさめざめと泣いた。(「平家物語」より)3b b

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コメント

敦盛の怨念が今もあるようなオドロオドロしい池ですね。
直実は、武士らしくない武士ですね。敦盛の首を獲ったことで仏門に入ってしまった。人の殺し合いがいやになったのでしょうか。

この池は不気味な感じがしました。
直実は、一度は殺すことを躊躇したのですから、実際殺してしまってからは後悔の念に駆られたのでしょうね。

この池は思っていたより小さかったのですが、その昔には、もっと大きくて、きれいな水だったのでしょうね。

たしかに屋島の血の池などに比べると、この池は小さいですね。先日、紹介した佐鳴湖の「太刀洗の池」は池の存在すらありません。

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