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2006年1月20日 (金)

滝口寺(5)滝口入道と横笛

その後、入道は高野山・大円院の8代住職となり、阿浄と称しました。ある日、入道は、大円院の庭の梅の木に鶯がとまっているのに気がつきます。阿浄を見つめるようにさえずり、舞い上がった鶯は、急に弱々しくなり、井戸の中へと落ちていきました。阿浄は思わず「横笛」と叫び、井戸へ駆け寄ります。その鶯の姿が、入道には横笛に見えたのでした。

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滝口入道・横笛」カテゴリの記事

コメント

後日談があるのですか。
この話、最後にオチまでついているのですね。

横笛は死んでも入道を諦め切れなかったのですね・・
阿浄となった入道は鶯に姿を変えた?横笛にあってどう思ったのでしょう?
後悔はしなかったのかな?

鶯よりも、横笛が死んだ時に駆けつけて欲しかったな~

これじゃ、後世に残る話にならないね・・・

思い通りに生きられない、その時代のことだったのでしょうね。きっと今でも思い通りにはなかなか生きられないと思います。

せめて二人が亡くなった後は、あの世で思い通りに生きていてほしいですね。

祈るとはきっとそういうことなんでしょう。

みなさん、コメントありがとうございます。
横笛の死については、他の説もあるので、また書きたいと思います。

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