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2006年3月18日 (土)

頼朝生誕の地(3) 由良御前

熱田神宮の大宮司・藤原季範の娘であり、頼朝の母である由良御前は、義朝との間に男子2人、女子1人をもうけた。その男子ひとりが頼朝である。
熱田神宮の宮司とは、熱田、鹿島、香取、宇佐、阿蘇、気比などの神社を束ねる神職の長というたいへん高い身分で、その地位は世襲だった。頼朝が義朝の三男でありながら、嫡子となったのは、母親が高い家柄の出だったからである。(義経紀行より)

由良御前の兄弟である範忠と範雅は、後白河天皇に、また姉妹は待賢門院(後白河天皇の母)や上西門院(後白河天皇の同母姉)に仕えた。
由良御前の父であり、頼朝の祖父である藤原季範は、鳥羽院の乳母悦子の従兄弟という関係にあった。b

熱田神宮

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コメント

そうそう、頼朝は三男でした。
頼朝はサラブレッドですね。
義経に同情しながらも、頼朝にたなびくのは無理もない事です。

当時、「嫡流」という言葉の意味は重かったのですね。

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