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2006年3月12日 (日)

五条天神(3) 義経と湛海

一条堀川の鬼一法眼が兵法の書を秘蔵していることを知った義経は、鬼一法眼の屋敷に乗り込むが、断られてしまう。そこで、義経は鬼一法眼の娘と親しくなり、娘に頼んで兵法の書を持ち出させ、読むことに成功する。それを知った鬼一法眼は、弟子の湛海に、五条天神で、義経を斬るように命じた。父親の計画を知った娘は、義経に逃げるように忠告するが、義経は湛海と闘うことを選び、見事に打ち勝った。義経は湛海の首を法眼に投げつけて、山科へ去って行ったという。(「義経記」より)

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源義経」カテゴリの記事

コメント

義経も兵法の書を読んでいたのですか。
当時は、兵法の書は秘密扱いだったのですね。
義経のこんな話は知りませんでした。しずかさんは、物知りですね。

ラメールさん、訪問ありがとうございます。
「義経記」を読んだだけですよ。物知りなんてとんでもないです。
「義経記」は史実とはかけ離れたことも書かれているといわれていますのでこの話もどうでしょうね。

大河ドラマでみる鬼一法眼は義経記にあるのと全然イメージが違いますね。
前者は盟友だけど、後者は敵ですね。

merryさん、訪問ありがとうございます、
私のイメージでは、鬼一法眼というと天狗、美輪さんしか浮かびません。(笑)
なんとなく謎めいた人物ですね。

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