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2006年9月26日 (火)

北陸の旅(10)多太神社 芭蕉の像

元禄2年(1689年)の秋、芭蕉翁一行は奥の細道で小松を訪れ、多太神社に立ち寄りました。数日後、小松を出発して山中温泉に向かう途中、再びここを訪れ、次の句を残しました。

あなむざん 甲の下のきりぎりす (芭蕉)

幾秋か 甲にきへぬ 髪の霜(曽根)

くずさりの うち珍しや 秋の風(北枝)

多太神社の境内には芭蕉の句碑の他に芭蕉像もあります。

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義経ゆかりの地を訪ねて」カテゴリの記事

コメント

芭蕉の訪問から300年以上過ぎた2006年、しずかと言う女性がここを訪問してブログに紹介した。と100年後に語られるといいですね。

芭蕉の銅像まであるのは、芭蕉が訪れたことがここの住職の自慢なんでしょうね、

ラメールさん、それは嬉しいお言葉ですが・・・無理でしょう。(笑)
でも何とか形に残せるように頑張りたいです。

しずか さん

こんにちは。

風情がありますね。

しずかさんの記事を見ていると
そこに行ってみたい衝動に駆られますね。

多太神社、覚えておきますね。

感動創造さん、こんにちは!

そう言っていただけると嬉しいです。
小松に行く機会があったらぜひ多太神社へ寄ってみてください。

俳聖芭蕉も推敲を重ねたと言う事でしょうか?
どっちが良いのかな?

やっぱり後からの方かな~?
最初に<あなむざんやな>が字余りで→
むざんやな 甲の下のきりぎりす・・・にしたけど
再度立ち寄り →あなむざん 甲の下のきりぎりす・・となった。

私は<あな>が入った後の方が感情がこもっていて好きです。

句碑・・・とても難しくて理解できないですが奥深いです

語り継いでいくことを願っています

やっちゃんさん、kimiさん、こんばんは!

字余りということで、最初の「あな」を省いた「むざんやな」が作り直した句だそうです。
上の句碑には「あな」が入っていました。

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