貴船神社(6) 貴船と鉄輪(かなわ)伝説
貴船神社は、心願成就信仰としての「丑ノ刻詣」でも知られています。
昔、宇治の橋姫が丑ノ刻詣りをして男に呪いをかけた伝説があり、これをもとに作られたのが謡曲「鉄輪」です。橋姫が頭にのせた鉄輪を老いた鉄輪掛石が貴船口駅の傍らにあるそうです。
丑ノ刻詣りというと、単に呪いをかけるというイメージがありますが、本来は貴船明神が貴船山にご降臨されたのが「丑の年の丑の月の丑の日の丑の刻」であったということから、心願成就の参拝方法であったということです。(謡曲史跡保存会の看板を参照)
また縁結びの貴船神社に対して宇治の橋姫神社は縁切りの神様として知られています。
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しずか さん
こんちは。
ただいま熱海から戻りました。
そうだったんですか。
丑の刻が・・・
知りませんでした。
一般的には、わら人形と五寸釘ですよね・・・(こわっ)
投稿: 「感動創造」 | 2007年2月 7日 (水) 15時56分
感動さん、お帰りなさい!
私も丑の刻といえば、わら人形と五寸釘しか
浮かびませんでした。
なんかマイナスイメージしかないですね。
投稿: しずか | 2007年2月 7日 (水) 22時25分