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2008年3月29日 (土)

城南宮

城南宮は白河上皇が造営した鳥羽離宮にあった鎮守社で、歴代の天皇、上皇たちがしばしば行幸しました。
ここは平清盛が安徳天皇を天皇に即位させるために、後白河法皇を幽閉したところでもあります。
また、京都御所の裏鬼門を守る神とされたことから、方除け、厄除けの神として信仰されるようになりました。
寝殿を取り囲む神苑「楽水苑」と呼ばれ、春の山、平安の庭、室町の庭、桃山の庭、城南離宮の庭から成り、春には約150本のしだれ梅が咲き乱れます。
この苑内では、平安時代の衣装をまとい、小川を流れる杯が前を行き過ぎるまでに和歌を詠むという「曲水の宴」が春と秋に催されています。
境内の「菊水若水」は江戸時代から知られる霊水で、今でも伏見の名水として知られています。飲むとあらゆる病気が治るといい、法皇の歯痛も治ったと伝わっています。,

私が訪れた2月末は、まだしだれ梅が3分咲きだったので、神苑には入りませんでした。
いつか花に彩られた庭園を見てみたいですImg_3114c Img_3119c Img_3115c Img_3116c Img_3121c


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後白河天皇」カテゴリの記事

コメント

城南宮が出ましたね。ここの写真、見覚えありますよ。私は、3月中ごろに行ったので梅は満開でした。

平清盛と関係があるのですね。私は、源氏物語の王朝文化が花開いた場所として行ってきました。

近日中にアップします。

常盤御前の捕らわれの史跡の取材の苦労、わかりますね。見事に見つけました、遠くに小さく写った石碑、「やった」 とにっこりされた姿が目に浮かびます。   

しずか さん

こんばんは。

よく撮れてますね。

今日は桜を楽しんできました。

京都は四季折々の花とともに
史跡などを楽しめるところも
いいところですよね!!!

ラメールさん、コメントありがとうございます。

城南宮は梅が満開の時に行きたかったです。
でも季節の花が楽しめるようなので、また季節を変えて行ってみようかな。
常盤の石碑は苦労したかいあって見つけることができました。
私にとっては大切な写真です。

感動さん、こんばんは!

東京はもう桜が見頃なのですね。
今年は早いのですね。
あの咲き具合だと今週末で散ってしまうのかな?

城南宮さんといえば、「家の新築のご祈祷」というイメージが強い、大変親しみのある神社です。
ここが源氏物語ゆかりの地である事は知ってましたが、平家物語ゆかりの地でもあったのですね。
京都の神社仏閣は、本当に長い歴史を持っているものですね。

merryさん、こんばんは!

城南宮は前から気になっていたところで、
今回やっと行けました。
今年は源氏物語の史跡めぐりで多くの人が
訪れそうですね。
ラメールさんも行って来たそうです。

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