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2008年9月19日 (金)

祇王寺

久し振りに嵯峨野の祇王寺へ行って参りました。
こちらは、「平家物語」に登場する白拍子の
祇王ゆかりのお寺です。

平家全盛の頃の話である。

当時、白拍子の祇王、祇女という姉妹がいました。
姉の祇王は、
平清盛の寵愛を得て、妹の祇女も有名になり、
幸せに暮らしていました。

ところが、加賀出身の白拍子・仏御前が現れてから、清盛の心は
仏御前に移ってしまいました。
祇王は館を追い出されることになり、母・刀自、妹の祇女と
ともに、ここで庵を結びました。
後に、世の無情を感じた仏御前が突然この庵を訪ねて来て
4人の女性は念仏三昧の余生を過ごすこととなります。


茅葺の本堂には、仏壇があり、そこに清盛、祇王、祇女
刀自、仏御前の木像が安置されています。
現在の本堂は。明治28年に再建のされたものです。


杉苔で覆われた庭、竹林で一時の涼を味わいました。

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祇王・祇女・仏御前」カテゴリの記事

コメント

この夏に京都に行かれた時に立ち寄られたのですか?
夏とは思えない、きれいな苔のお庭ですね。
ひんやりした空気が漂っているような雰囲気ですが、
現実はどうでした?

merryさん、こんにちは!

そうです。
この前の夏の暑い日に行きました。
さすがにここは、暑さを逃れることが
できましたよ。
人もほとんどいませんでしたしね。

おはようございます。

いいですね。
夏を忘れるぐらいですか!
さすが京都。

来週、仕事で神戸に行くので
ひよどり越えなど見に行ければなと画策しております。

感動さん、おはようございます。

神戸にですか~
私も来月、久し振りに神戸に行こうかと
計画しています。
神戸の滞在楽しんで来てくださいね!
またお話お聞かせください。

こんばんは。 今日は、祇王の記事を全部読ませていただきました。大変勉強になりました。
祇王寺へは、秋に行きましたが、新緑の頃も苔がとても美しいと聞いておりました。仏御前が、清盛から追い出されるとき、業平の「終に行く道とはかねて聞きしかど 昨日今日とは思はざりしを」の歌を引用したような記憶がありますが、間違っているかも知れません。
 野洲へ、祇王の故郷まで訪ねられたのですか。とても感動しました。

Minoruさん、こんばんは!

バックナンバーまで丁寧に読んでくださり、嬉しく思います(#^.^#)

祇王寺は何度か行きましたが、四季それぞれの美しさ、情緒がありますね。

滋賀には友人がいて、野洲を案内してもらいました。
祇王のことを知るには故郷を訪ねるのが一番だと感じました。

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