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2009年7月12日 (日)

神戸の源平史跡を訪ねて(1) 阿弥陀寺 

昨年秋に神戸の源平史跡の旅をしましたので、これから少しずつアップしていこうと思います。

まずは、神戸市兵庫区の阿弥陀寺からです。
清盛が海路安全の守護神として建立したという説と、自らの繁栄を祈願した寺とも伝えられています。
中庭にはこの寺の近くにあったとされる魚御堂の礎石があります。
その魚御堂とは、清盛が魚族の供養のために建立したという説や、重盛の仮屋敷であったという説も残っています。

(神戸源平史跡ハンドブック参照)

池の脇にある大石の説明板には「楠公供養石由来」とあり、「足利尊氏が、湊川の戦いの際、須佐の入り江の奥の魚御堂で、楠木正成の首改めをした礎石。
この大石を黒田長政より絵屋が賜ったものを阿弥陀寺に寄贈された。」とあり、清盛の説明は書かれていませんでした。

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平清盛」カテゴリの記事

コメント

ついに神戸の史跡が登場ですか、神戸住民としては嬉しいことです。

最初の史跡が 阿弥陀寺とは、相当マニアック的な紹介ですね。
供養
神戸は、平家の史跡の多い所ですが、ここを知っておられるのは少ないです。さすが源平史跡の第一人者、ねらいどころが違いますね。
次はどこなのか、どんな紹介なのか、楽しみにしています。

ラメールさん、コメントありがとうございます。

ラメールさんにいただいたガイドブックのおかげで、短時間にいろいろな史跡を廻ることができました。
神戸のどこから記事を書こうか迷いましたが、清盛ゆかりの史跡からスタートすることにしました。
この辺りは史跡が密集しているから、散歩がてらに散策できますね。

史跡めぐりをしてよく思うのは、神社仏閣というのは、やっぱり歴史がありますね。
長い長い時間、同じ場所にあって、その時代、時代を刻んでいる・・
このお寺の場合でも、清盛が建立して、そののち足利尊氏と楠木正成ゆかりの地になっている訳ですね。
ましてや、歴史の表舞台に出てこないような歴史も多々あるでしょう。
日本の文化である神社仏閣を大切にしなければ・・と思います。

merryさん、コメントありがとうございます。

私も同感ですね。
ただ、案内板に由緒を書くなら、清盛の時代のことも書いておいて欲しかったと思いまし
た。
ラメールさんから送っていただいた本がなければ、ここを訪れることもなかったかも。

こんばんは♪

神戸シリーズ、ですね☆

神戸と言うと・・・やはり何よりも忘れる事が出来ないのが震災、ですね。。。

そんな中、貴重な史跡たちが今も在り続けているというのは・・・本当に素晴らしいことですよね。。。

これからも大切に・・・守り続けていって欲しいものです。。。

りっきーさん、お久し振りです!

神戸シリーズ・・・今年に入ってすぐに
スタートする予定が延び延びになってしまい、ようやく始めることができました。
私が前回神戸に行ったのは、震災前だったので、復興した(全部ではありませんが)神戸の街並みを見ることができて感激でした。

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