鎧の渡し跡
先日、東京へ行って来ましたので、神戸の史跡シリーズを
ちょっとお休みして、源義家ゆかりの史跡をご案内します。
場所は東京・兜町の東京証券取引所のふもとにある鎧橋
日本橋川に架かっている橋の一つで、現在の橋は、昭和32年に
架けられました。
川の上に高速道路が走っていて、橋は川と高速道路の間にあります。
今はそんな風景ですが、昔は下総方面への渡し場に
なっていたそうで、源義家が東征の際、ここに来た時、
急な暴風雨で渡しが使えなくなりました。
すると義家は、着ていた鎧を脱いで龍神に祈ったところ、
暴風雨が静かになり、無事に渡ることができたといわれています。
そのことからこの渡しは、鎧の渡しと呼ばれるようになりました。
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