舎那院
長浜八幡宮の隣にある真言宗豊山派の寺で、弘仁5年(814年)、空海によって開山され、もとは、勝軍山法生寺という長浜八幡宮の学当でした。
平安中期には源義家が東夷征伐の前に、ここで戦勝祈願を行ったといわれています。
信長の戦火のために焼失しましたが、安土桃山時代に豊臣秀吉が再建しました。
現在の本堂は、八幡宮の旧本地堂で、明治以降は、本尊の愛染明王坐像にちなんで、愛染堂とよばれていました。
寺宝には、木造阿弥陀如来坐像、絹本著色三月経曼茶羅図、絹本著色十六羅漢像があり、約3300平方メートルの境内には本堂、観音堂、太子堂、地蔵堂、護摩堂などの多くの堂宇が建ち並びます。
またフヨウの寺としても知られ、7月下旬から9月にかけて、境内一面に芙蓉の花が咲き揃います。(滋賀県観光情報HP、「滋賀県の歴史散歩」参照)
私が訪問した時、ちょうどフヨウが見頃になっていました。
長浜八幡宮の境内から繋がっているので、八幡宮のついでに立ち寄ることをお勧めします。
長浜市宮前町13-45
この記事をもちまして、滋賀の旅編を終了します。
最後まで読んでくださったみなさま、ありがとうございました。
次からは、また神戸の史跡巡りに戻ります。
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>信長の戦火のために焼失しましたが、安土桃山時代に豊臣秀吉が再建しました
滋賀県の社寺には、信長に焼かれて、秀吉で再建されたものが多いです。
またその後、淀殿が寄進したものも多いですね。
ところで
芙蓉の花が綺麗ですね。
7月下旬から9月まで咲くって事は、けっこう開花の時期が長いのですね。
私も植えてみようかしら・・
投稿: merry | 2010年11月12日 (金) 09時58分
merryさん、コメントありがとうございます。
>滋賀県の社寺には、信長に焼かれて、秀吉で再建されたものが多いです。
となると、土地の人は、秀吉贔屓が多いのでしょうか?
家にも芙蓉の花が咲いていたのですが
植木屋さんにばさりと切られてしまいました(涙)
投稿: しずか | 2010年11月12日 (金) 12時06分