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2010年12月17日 (金)

神戸の源平史跡を訪ねて(29)小野八幡神社

小野八幡神社は、仁和3年(887年)の創建の神社です。
一ノ谷合戦の東城戸の戦いで、討ち死にした源氏の河原太郎高直と次郎盛直兄弟の功を賞して、報恩寺を建てた頼朝がこの社を鎮守したといわれています。

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武蔵国の住人、河原太郎高直次郎盛直兄弟は、生田の森の合戦で、真っ先に平家軍に突入しましたが、二人とも平家の強弓・真名部五郎に討ち取られてしまいました。しかし、これを機に、梶原父子をはじめとする源氏勢が奮起したといわれています。

現在地に移ったのは戦後のことで、もとは大丸百貨店の北側にありました。
この他、河原兄弟の史跡は、前述の三宮神社の「河原霊社」と、追谷墓園内の「河原兄弟の墓」があります。

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コメント

戦いでは、「真っ先に」とか「先陣」などは誉れ高いようです。
本人達は死んでも、それで味方が奮闘すれば、大きな戦功となるのですね。
現代人には理解できないけれど、そんな時代なのですね。

merryさん、コメントありがとうございます。

先陣というと真っ先に浮かぶのが
佐々木高綱と梶原景季の「宇治川の先陣争い」です。

何事も先陣を切るのは、勇気の要ることですね。

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