« 神戸の源平史跡を訪ねて(31) 御崎八幡神社 | トップページ | 神戸の源平史跡を訪ねて(32)神明神社 »

2011年1月24日 (月)

山種美術館 「歴史を描く」展覧会

東京渋谷の山種美術館で、1月8日(土)~2月17日(木)まで、歴史がテーマの絵画展「歴史を描く」が催されてます。

Img_2819_b Img_2820_b_2


先日、この展覧会に出かけて来ました。

Photo

古典を忠実に学んだ伝統的な画風から、想像力豊かな作品まであります。
その中には、「伊勢物語」「平家物語」を主題にした作品、中村岳陵らの合作による絵巻「伊勢物語」、平家物語が主題の小堀鞆音「那須宗隆射扇図」、前田青邨「大物浦」、歴史上の人物編では、信長を描いた「出陣の舞」、菅原道真公を描いた「菅公之像」、(秀吉、家康、淀(茶々)などもあります。)神話や伝説を主題にした作品では、「日本武尊像」「伝説中将姫」、また、上村松園の作品も展示されています。

その中で、最も惹き付けられた作品は、源平合戦の屋島の戦い・那須与一が、舟の上で、平家方の女房が掲げる赤い扇の的を射ろうとしている場面を描いた「那須宗隆射扇図」です。海上の船団は、やわらかな色合いで霞んでいるのに対し、遠方の山々はくっきりと描かれています。
これは、西洋画や東洋山水画の空気遠近法と、平面的なやまと絵の手法がミックスされているそうです。
また、与一の身に付けている武具は、文様やひもに至るまで、繊細に描かれ、赤や緑の色が鮮やかでした。

展覧会の詳細
  ↓ ↓ 

http://www.yamatane-museum.or.jp/exh_next.html

人気ブログランキング参加中
 投票お願いします!
人気ブログランキング

FC2ブログランキング参加中
 投票お願いします!
FC2ブログランキング

« 神戸の源平史跡を訪ねて(31) 御崎八幡神社 | トップページ | 神戸の源平史跡を訪ねて(32)神明神社 »

那須与一」カテゴリの記事

コメント

歴史をテーマにした展示会というのは珍しいし、面白そうですね。
最近は歴史ブームなので、このような企画がなされたのでしょうね。

淀殿は、どのように描かれてましたか?

merryさん、こんにちは!

歴史ブームに乗った企画なのでしょうね。
浅井三姉妹の中では、淀殿と茶々の二枚
だけでした。
江のもあったらよかったのですが・・・
淀殿は、美人に描かれていましたよ。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 神戸の源平史跡を訪ねて(31) 御崎八幡神社 | トップページ | 神戸の源平史跡を訪ねて(32)神明神社 »

2024年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

カテゴリー

無料ブログはココログ