東京の源平史跡(7)三輪厳島神社
東京の大森に伝わる義経伝説を追って来ました。
ここには、海苔業者の信心する三輪厳島神社があります。
義経さまと大森、そして海苔にどのような繋がりがあるのでしょう。
伝説によれば、今から800年前のこと、義経が多摩川を渡河しようとした時、嵐のため海まで流されてしまった。義経が岸に見える神社に向かい祈ると、嵐は収まり無事岸に着くことができた。義経は神のご加護に感謝して、里人と話し合い森を開いて神社の社殿を修理した。これが当社創立の起源という。里人は、こののち正月11日には水神を祭り、浜辺には注連竹を立てた。この注連竹に付着した黒い海藻が海苔であったと言われている。この海苔は鎌倉の将軍に献上したのを始まりとして、江戸幕府将軍家にも最後まで献上されたという。
この故事により、江戸時代から大森の海苔業者の信仰を集めたという。昭和3年(1928)に三輪神社と厳島神社が合併して三輪厳島神社となった。現在の拝殿は入母屋造正面千鳥破風軒唐破風付の造りで、昭和28年(1953)の再建である。
素戔嗚尊の子である大黒天(三輪様)と 弁財天(厳島様)を祀っている。
(厳島神社由来より
義経さまと海苔が繋がりがあったとは・・・
これから朝食で、海苔を目にする度に、この伝説が浮かびそうです(*^m^)
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しずかさん、ごぶさたしております。
海苔と義経さま、そうなんですか~。
私もこれから海苔を食すときに
「義経さま・・・」とつぶやいてしまいそうです^^
投稿: pochi | 2011年6月 4日 (土) 23時01分
pochiさん、お久しぶりです。
訪問ありがとうございます。
東京で義経様の史跡に出会えて嬉しかったです!
今年は、殿のイベやコンに行く前に、史跡めぐりを
して時間を活用しています。
投稿: しずか | 2011年6月 4日 (土) 23時10分
義経と海苔の間に、こんな伝説があったのですか。
面白いですね。
これからは、海苔を味わって食べますね。
投稿: merry | 2011年6月 7日 (火) 11時50分
merryさん、コメントありがとうございます。
この海苔の伝説も面白いですよね。
義経さまを追っていると、各地に残された伝説に
出会います。
その土地に残された話として、後世に伝えていって
欲しいですね。
投稿: しずか | 2011年6月 7日 (火) 13時30分