祇園祭(1)橋弁慶山の山建て
先週、初の祇園祭に出かけて来ました。
10~13日は、各町で山鉾建てがスタート。
釘は1本も使わず、縄だけで結い合わせる「縄がらみ」という伝統手法で組立てられます。
私が組立てをじっと見守ったのが、この橋弁慶山です。
何といっても、牛若と弁慶がご神体人形ですからね
ぜひそのお姿を見なければ!と組立開始の朝8時半に間に合うように行きました。
牛若の人形は、約120cm。頭と両手はヒノキ材。眉は、八文字眉。
右手に太刀を持ち、左足は、後ろに跳ね上げ、左足は、橋の擬宝珠の尖端に
足駄の前歯だけで立っています。
一方、弁慶は、頭がヒノキ材(なぜか色黒ww)、白の鉢巻を締め、
手首と足首に太い縄を巻きつけています。
手には長刀を持ち、五条の橋の上で、牛若と向かい合う体勢をとっています。
暑い中での作業にもかかわらず、人形の衣装を着せる方達と、山を組み立てる
人達との分業で、約2時間で完成
その後、11時から試行運転を兼ねた舁初めが行われました。
これが動き出すと結構速いのですよ。
ビデオで追うのが大変でした
次回は、懸装品の紹介です。
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うわ~
こんな組み立ての時間からずっと写真を撮り続けたのですか。
恐れ入りました。
そうでなくても暑い京都の夏なのに、さらに熱が入ってヒートアップしていますね。
投稿: merry | 2011年7月25日 (月) 15時58分
merryさん、こんばんは!
朝からずっと観察させていただきました。
暑い中の撮影で、だいぶ痩せましたよ(笑)
京都の暑さを体験すると、こっちはかなり涼しく感じます。
投稿: しずか | 2011年7月25日 (月) 23時21分