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2011年7月29日 (金)

祇園祭(2)橋弁慶山の懸装品

次に橋弁慶山の懸装品を紹介します。

舁初めを終えた山は、ご神体人形や飾りを外し、町家に展示されます。

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橋弁慶山は、山といっても、真松も朱傘も立てません。これは、山を舞台として表現していた時代の名残だそうです。見送りもなく、八方正面として見ることができます。

金幣は、前後に二対、裏がなくすべてが正面であることを表しています。

五条橋は、黒漆塗りの反り橋で、欄干が左右4本ずつ親柱があり、擬宝珠(ぎぼし)がついています。

前懸は、富岡鉄斎「椿石図」綴錦

胴懸は、円山応挙下絵と伝わる葵祭を絵巻風に描写した「賀茂祭礼行列図」綴織で、牛車、近衛使、検非違使などの姿が描かれています。

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後懸は、大小の龍と瑞雲岩波刺繍。

裾幕は、紺地に芦、波、蛇籠と白抜模様で、鴨川を表しています。

次回は、いよいよ巡行の模様をお伝えします。

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コメント

弁慶さんのお顔
黒くて目ばかりぎょろりとしていて、怖いですね。
それに比べて義経さんは、お上品な稚児に見えます。

merryさん、コメントありがとうございます。

弁慶が黒いのは、牛若を白く美しく引き立たせるためなのでしょうか?
マツケンさんの弁慶とはまるで違いますね~(笑)

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