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2012年4月

2012年4月15日 (日)

源平ゆかりの平野神社

平家にも源氏にもゆかりのある桜で有名な平野神社を訪ねました。

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平野神社は794年(延暦13年)、平安遷都の際桓武天皇が奈良より勧請し、創建されました。

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平野神社の祭事である平野祭は、『延喜式』四時祭に記載されている祭祀で、桓武天皇の後王(後裔の皇族)、大江氏と和氏が参加することが規定されていました。
桓武天皇の後裔で発達したのは平氏で、1019年(寛仁3年)平理義が平野祭に氏人として参加しています。(『日本紀略』)

のちには源氏、平氏、高階氏、大江氏の氏神とされるようになりました。
現在の本殿は、慶長3年・同9年、平氏の末裔で公家の西洞院時慶卿によって再建されたもので、「平野造り」または「比翼春日造り」と呼ばれ、重要文化財に指定されています。拝殿は、東福門院寄進によるもので「接木の拝殿」として有名である。拝殿に飾られた三十六課歌仙絵は、平松時量卿の寄進によるもので、書は近衛基熈、絵は海北友雪のものです。

平野神社由緒

延暦13年(794)、桓武天皇の命によって当衣笠の地に御鎮祀。平安遷都に際し、御生母高野新笠姫をはじめ新進の大陸文化を導入した人々が平安の都づくりに優れた技術を用いた功績は多大であり、更に遷都後は外の護りとなったこと等に対して天皇の御親祭をみたもので、「延喜式」には皇太子みづから奉幣される定めになっている。
延喜式内社の名神大社、平安中期以後は22社中の5位として、伊勢・賀茂(上・下)・石清水・松尾につぐ名社であった。
また、源氏・平氏・高階・大枝・清原氏・中原氏・菅原氏・秋篠氏等八氏の祖神として崇敬されてきた。明治4年官幣大社に列し、洛西の総氏神と仰がれている。
(案内板より)

平野神社

延暦年間(9世紀初頭)平安遷都に伴って大和から遷座した今木神(いまきのかみ)・久度神(くどのかみ)・古開神(ふるあきのかみ)・比売神(ひめのかみ)の四座を祀る旧官幣大社である。歴朝の崇敬きわめて厚く、祭日には皇太子御参向、親王諸王大臣以下参列することを例としていた。  
本殿(重要文化財)は寛永年間(1624~1644)の建築で、平野造または比翼春日造とよばれ、一間社春日造の四殿を二殿ずつ連絡し、左右両殿の間に横棟を渡して「合の間」をつくり、正面に向拝をつけ、一見して三間社のように見える独特の形式によっている。  
境内に桜が多く、珍種に富み、古来「平野の夜桜」の名がある。4月10日に桜花祭を行う。 (案内板より )

平野神社には約50品種のサクラの木があり、約一カ月にわたって桜を順々に観賞することが出来ます。
今年は開花が遅れていたので、例年なら既に見ごろを過ぎている魁桜を見ることができました。

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2012年4月 7日 (土)

滋賀情報!

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2012年4月 4日 (水)

大阪 住吉大社

住吉大社は、大阪市住吉区住吉にある神社で、海の神である住吉三神(底筒男命、中筒男命、表筒男命)と息長足姫命(神功皇后)を祀り、下関の住吉神社、博多の住吉神社とともに日本三大住吉とされています。

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住吉大社は海の神として、奈良時代、遣唐使の派遣の際には、海上の無事を祈りました。
嘉応元年(1169)には清盛も参詣し、馬や黄金を奉納したと記されています。

そして、「平家物語」では、住吉大社から平家滅亡を暗示させる不吉な矢が飛び去ったと記されています。

また、清和源氏の源満仲は、摂津守であった天禄元年(970年)に住吉大社に参籠し、住吉大神の神託により摂津国多田(兵庫県川西市多田)を源氏の本拠地としました。
満仲の三男で河内国壺井(大阪府羽曳野市壺井)を本拠地とした源頼信を祖とする河内源氏とは源為義の頃には婚族の関係にありました。

後に源頼朝が建久6年(1195年)3月の上洛の際、住吉大社に多数の御家人を集め流鏑馬を行っています。

住吉鳥居

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四角柱の鳥居であるため、角鳥居とも呼ばれています。

反橋

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太鼓橋 とも呼ばれ、川端康成が小説「反橋」で「上るよりもおりる方がこはいものです」と書いたことでも知られています。

本殿

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現在ある本殿は全て1810年(文化7年)に造られました。第一本宮から第四本宮にいたる4棟からなっており、神社建築史上最古の様式の一つで、国宝建造物に指定されています。

誕生石

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源頼朝の愛妻・丹後局 がここで出産した場所と伝えられ、その子が薩摩藩「島津氏」の始祖・島津忠久と伝えられています。

NHK大河ドラマ「平清盛」HP、住吉大社公式HP参照


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