鵺塚
大阪の都島にある鵺塚を紹介します。
旧沢上江村(滓上江村とも書く)母恩寺東北の野中に、『平家物語』に見える鵺(ぬえ)を埋めたと伝える塚です。同書によれば、平安末期、近衛天皇を夜ごと悩ませていた怪鳥を源頼政が射落としたところ、頭は猿、胴体は狸、尾は蛇、手足は虎の姿で鳴く声は鵺(トラツグミ)に似ていたといいます。源頼政は摂津源氏源仲政の長男で、保元・平治の乱に功をたて、後に以仁王を奉じて平氏追討を図り、破れて宇治で自殺した人物です。
鵺塚はすでに江戸初期の地誌『芦分船』に紹介され、くり船に入れて淀川に流した鵺の死骸が、下流の浮洲に止まって朽ちた場所だと記しています。鵺塚は兵庫県芦屋市にも伝承地がありますが、「いづれも論ずるにたらん」(『摂津名所図会』)と江戸期の地誌類は否定的です。(マップなびおおさかより)
鵺とは
『平家物語』などに登場し、サルの顔、タヌキの胴体、トラの手足を持ち、尾はヘビで(文献によっては胴体については何も書かれなかったり、胴が虎で描かれることもある。また、『源平盛衰記』では背が虎で足がタヌキ、尾はキツネになっており、さらに頭がネコで胴はニワトリと書かれた資料も存在する。)「ヒョーヒョー」という、鳥のトラツグミの声に似た大変に気味の悪い声で鳴いた、とされる。一説には雷獣であるともいわれる。また、出現したのは一般には平安時代後期とされるが、平安時代のいつ頃かは、二条天皇の時代、近衛天皇の時代、後白河天皇の時代、鳥羽天皇の時代など、資料によって諸説ある。
(Wikipediaより)
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大阪の都島にある鵺塚!
大阪勤務も延べ15年以上ですが、都島区はあまり縁が無く又、大阪勤務の時は販売促進担当で忙しく、市内見学などまったく無かった時代でした。
JTBを大阪で退職する数年前はもっぱら日曜日は月1回は見学旅行でしたが、明石城、姫路城、大和郡山城など城郭見学でした。
鵺塚(ぬえつか)始めて知りました。
ありがとうございました。
投稿: 四方續夫 | 2012年5月17日 (木) 17時05分
四方さんへ
私も大学時代、東京にいましたが
学業で忙しく、あちこち行けなかったので
卒業後、こちらに戻って来てから
観光するようになりました。
都島の史跡は駅周辺に固まっていますので
機会があったら訪ねてみてください。
投稿: しずか | 2012年5月17日 (木) 22時41分
鵺退治の話はよく聞きますが、その塚があるのですね。
ロマンがあって、面白いです。
それにしても
サルの顔、タヌキの胴体、トラの手足を持ち、尾はヘビ
背が虎で足がタヌキ、尾はキツネ
頭がネコで胴はニワトリ
想像の動物とはいうものの、訳分からないですね(笑)
投稿: merry | 2012年5月19日 (土) 21時35分
merryさん、こんばんは!
鵺の説明、何度読んでも
そんな生き物を想像できません。
パッチワークのような生き物ですね(笑)
投稿: しずか | 2012年5月20日 (日) 00時23分