若一神社(1)清盛ゆかりのご神水
若一神社(にゃくいちじんじゃ)は、仁安元年(1166年)に平清盛が西八条殿の鎮守社として紀州熊野から勧請したのが始まりとされています。
祭神は、若一王子。
宝亀3年(772年)、威光上人が紀州熊野に詣で、若一王子の御神体を当地に勧請し、お堂を建てて安置しましたが後に荒廃してしまいます。
平安時代になり、清盛が熊野詣の折にお告げを受け、当地の土中を探したところ若一皇子の御神体が現れたことから社を建てて鎮守社としたと伝えられています。
以後平氏の権勢が伸びたことから、開運出世の御利益があるといわれています。
若一神社~梅小路公園付近は、西八条殿があった場所とされています。
銘水 若一神社神供水
境内にある清盛ゆかりの御神水で、開運出世の水と伝えられています。
社殿を建立し奉斎して以来、日供祭(にっくさい)という毎朝行われる崇敬者の安寧を祈るお祭りにて御神前に供えられてきた御神水なのだそうです。
水は持ち帰り自由ということで、ご近所の方が水汲みに来ていました。
JR京都線「西大路駅」から徒歩約5分。市バス西大路八条下車すぐ。
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>開運出世の水
もう少し若かったら、浴びるほど飲みたいですね。
私の年齢なら、生まれ変わった方が早いかな(笑)
投稿: merry | 2012年8月31日 (金) 20時57分
merryさん、今からでも遅くない!
一緒に飲みましょう\(^o^)/
投稿: しずか | 2012年9月 1日 (土) 02時28分