土偶・コスモス展 MIHO MUSEUM
京都のブロガーさんのお誘いで、ブロガー仲間4人で、滋賀県甲賀市信楽町にあるMIHO
MUSEUMに行って来ました。
JP石山駅から車で約40分。
山の中にあるこの美術館は、「桃源郷」をイメージして造られているそうです。
レセプション棟から桜並木を通ってトンネルをくぐり、その先の吊り橋の向こうに展示館があります。
merryさんのお話では、春はしだれ桜が見事に咲き乱れるそうです。
展示館までは、300mほどのなだだらかな坂。歩いてでも行けますが、電気自動車でレセプション棟と展示館の間を往復してくます。
もちろんこれを利用させていただきました!(^^)!
午後からのハードスケジュールに備えて、エネルギー温存のためね(^_^;)
建物設計は、ルーヴル美術館の「ガラスのピラミッド」、ワシントンのナショナル・ギャラリー東館で有名な建築家、イオ・ミン・ペイ。
美術館そのものがまさに芸術的で、建築容積の8割が地下に埋没しているという斬新的な造りです。
今回のお目当てである企画展「土偶・コスモス展」では、日本全国から集められた国宝の土偶を含む220点の縄文時代の土偶や土器が展示されています。
埴輪は、古墳時代に作られた土製の焼き物で、人間以外にも、馬や犬もあります。
一方、土偶は、縄文時代に作られた土製品で、すべて女性をかたどっているため、五穀豊穣や多産を祈っていたのではないかとされています。
土偶といっても、時代によって形はかなり違います。
足も手もない形のものから、体育座りの格好をしたものまで種類も様々。
私は、もっと大きなものを想像していましたが、小さなものでびっくりしました。
国宝「縄文のビーナス」
腕は左右に広げられ、手などは省略され、お腹とお尻は大きく張り出して、妊娠した女性の様子を表しています。
現代の私たちが想像する宇宙人と似ていませんか?
国宝「縄文の女神」
こちらは、スレンダーな古代美女です!
腰のくびれなど、現代女性が描く理想のプロポーションではないでしょうか。
国宝 合掌土偶
これは初めて見ました。
少し人間に近づいてきましたか。
この土偶も、手に乗るぐらいの大きさです。
常設展のコレクションは、ギリシア、ローマ、エジプト、中近東、ガンダーラ、中国、日本などの優れた古代美術が展示されています。展示品は、予想以上の量で、一周するのにかなり時間がかかりました。
質量ともに優れた作品を所有している美術館でした(#^.^#)
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※土偶の画像は、HPよりお借りしましたm(__)m
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