富士川の合戦!頼朝と義経 黄瀬川の対面
静岡県駿東郡清水町の八幡神社は、富士川の合戦の際、黄瀬川に陣を張った頼朝が源氏の守護神である八幡宮をこの地に勧請したのが始まりだという説があります。
兄・頼朝の挙兵支援のため、はるばる奥州よりかけつけた義経は、境内で兄と涙ながらの対面をし、平家打倒を誓いあいました。
当社の境内には、頼朝を祀った白幡社があります。
また、本殿に向かって左手奥に、頼朝と義経が初めて会った時に腰掛けたとされる対面石があります。
大きい方が頼朝、小さい方が義経の座った石といわれています。
対面石の後ろには、兄弟が対面した記念のため、みずから植えたと伝えられる「ねじり柿」と呼ばれる柿の木が生えています。
頼朝が義経と対面した際、柿を口に入れたら渋柿だったので、吐き出したら、それが後になって芽を出して柿の木になったといいます。
しかし、よく見るとこれは二本の幹が一本に見えるように絡まりあい、ねじれあっています。
これを見ていると、兄弟でありながら同じ道を歩むことの出来なかった頼朝・義経兄弟のように思えてきました。
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私も黄瀬川の八幡神社に行ったのですが、ねじり柿はすっかり見落としていました。
>兄弟でありながら同じ道を歩むことの出来なかった頼朝・義経兄弟のよう
まさに、そうですね。同感。
投稿: merry | 2012年12月10日 (月) 11時58分
merryさん
ねじり柿、調べていかないと、その場では
見逃してしまうと思います。
この柿のようにねじれて、交わることのなかった兄弟だったのですね。
投稿: しずか | 2012年12月12日 (水) 00時36分