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2013年2月 8日 (金)

山吹地蔵

JR大津駅の西側に山吹御前を祀る山吹地蔵の祠があります。

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山吹御前は、木曽義仲の便女(武将の側で身の回りの世話をする召使いの女)で、「平家物語」によると、巴御前と共に信濃国から京へと付き添ってきましたが、義仲の都落ちの際、御前は病に倒れたため、義仲に同行できなかったといいます。

山吹御前の供養塚は元は大津駅近くにあったそうですが、駅舎改築のため、大津の義仲寺へ移されました。

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大正10年8月大津駅がここに建設されるまで、この地一帯は秋岸寺という古いお寺でした。
その昔、木曽義仲が粟津が原で鎌倉軍勢と戦って敗れ、今井兼平等多数の部下たちとともに戦死したとき、愛妾山吹御前は京洛から義仲を慕って逢坂山を越えてここまで来ましたが、逢うことができず、秋岸寺境内の竹薮の中で、敵刃に倒れたのです。
後世、有志が薄幸の山吹を弔うために、境内に地蔵尊を刻んでお祀りしていましたが、駅の新設と同時に寺は移転し、地蔵尊は鉄道宿舎の主婦たちの手によって祀られてきました。
昭和50年駅舎改築を機に、りっぱな祠を建ててここに祀ることになり、誰いうことなく「山吹地蔵」と呼ばれています。

                                        大津駅長
                    大津市観光物産課

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佐治誠吉の句碑

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木曽どのをしたひ山吹ちりにけり

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山吹御前」カテゴリの記事

コメント

大津駅に行く時には、山吹地蔵に必ず寄ろうと思いながらも、まだ行けていません

近くにありながらも、なかなかチャンスがないものです。

merrryさん、この祠の位置を教えていただいて助かりました。
絵の近くにありますが、知らないと見逃してしまいますね。
あの日は体調が悪い日でしたが、大津駅から歩いて帰ることにして良かったです。

大津の義仲寺も参拝できていません!
昨年ブルーレイク大津に泊まった時何とかと思慮したが無理でした!
まだまだ滋賀県は見るべきところが一杯残っています。

四方さん、この前の時はハードスケジュールでしたね。

近くに泊まりながら、行かずで申し訳ない(^_^;)

ぜひ次の機会に!

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