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2013年6月22日 (土)

頼朝の詠んだ白糸の滝

源頼朝が富士の巻狩りの際、「白糸の滝」を訪れました。

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世界遺産登録に向けて、現在工事中で、滝壺に降りることができなくなっています。

なので、こんなショットしか撮れませんでした(:_;)

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「この上にいかなる姫かおわすらんおだまき流す白糸の滝」 

 この歌は源頼朝が詠んだと言われています。 富士山の雪解け水が富士溶岩のすきまを通って地下にしみ込み、古富士泥流と呼ばれる不透水層の上を伏流水となって流れ下ったものが浸食をうけた溶岩層から湧き出したもので、高さ約二十米幅およそ二〇〇米の湾曲した絶壁の全面に、大小数百の滝がすだれのように数千条の絹糸となって流れ落ち、白糸の名にふさわしく美しい景観を見せています。 
 また左側には、曽我兄弟の仇討ちで名高い音止めの滝が勇壮なひびきを立てています。                        

                                       白糸の滝を守る会

「おだまき」は、つむいだ麻糸を空洞の玉のように巻いた「苧環」に由来しています。

静御前が詠んだ

「しずやしず しずのおだまき 繰り返し むかしを今に なすよしもがな」の歌にも出て来ましたね。

「白糸」という言葉がぴったりな白糸の滝の繊細さは、頼朝の性格にも通じるところがあるように思います。

撮影日 2013.5.5

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源頼朝」カテゴリの記事

コメント

白糸の滝!
大昔一度見ただけです!
その後は写真ばかりです!見事な滝だったことは覚えていますが、此処で源頼朝が詠んだ「おだまき」良く理解できました。何のことだろうと考えていましたが、グーグルで検索までして見ようとは思ってなかったのです!
ありがとうございました。

四方さん

頼朝の歌、女性的な面を持ったように思いました。
世界遺産登録がなされて、滝の周りの整備が完了したら、また滝を見に出掛けたいと思っています。

私も一度だけ白糸の滝に行ってますが、頼朝の歌が書いてあるとは知りませんでした。

富士山も話題の三保の松原も世界遺産に登録されましたね。

また機会があれば、出かけてみたいと思います。

merryさん、こんばんは!

芝桜を見た後、白糸まで足を延ばしたのですが
木に阻まれる景色で残念でした。
今度は富士五湖の方まで行ってみたいです。

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