離宮八幡宮
JR東海道線「山崎駅」から南西に徒歩約2、3分の所に離宮八幡宮があります。
惣門
貞観元年(859年)大安寺の僧行教が、豊前国(大分県)宇佐神宮に参詣した際、「私を都に近い男山の峯に移し祀れば、国家を守護しよう」との神託を受けました。帰京した行教が山崎の津で夜の山に霊光を見て、その地を掘ってみると湧き水が出たため、清和天皇の勅命によりその地に石清水八幡宮が建立されました。
その後、嵯峨天皇の離宮「河陽(かや)離宮」跡であったことから、離宮八幡宮となりました。
また、石清水八幡宮の内殿に灯油を奉納したことから、油座の本所として栄えました。
貞観年間に、荏胡麻(えごま)油の製造が始まったことから、日本における製油発祥地とされ、その後、荏胡麻油の販売権を独占し、江戸時代まで栄えました。
しかし、幕末の禁門の変の際、長州藩の屯所が山崎にあったため、会津藩に攻撃を受け焼失しました。現在の社殿は、昭和になってからの再建です。
拝殿・本殿
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離宮八幡宮も岩清水八幡宮の元宮だそうですね!
奈良にもあります。下記をクリックして見て下さい!
http://star.ap.teacup.com/ayabebunnkazai/1762.html
結局、大分県の宇佐八幡宮が元宮ですね!
山崎の油売りで大名になった斉藤道三をおもいだします。
しずかさんの「女性歴史」登録第1位から3位まで独占!凄いです
投稿: willy_tsugu_shikata | 2013年9月17日 (火) 06時04分
四方さん、記事のリンクありがとうございます!
奈良のは知りませんでした。
昨年の冬、滋賀のにも行きましたが
そこも大分の宇佐八幡宮が元宮でした。
油売りといえば、真っ先に浮かぶのが斉藤道三ですね!
皆さんの応援のおかげでランクインさせていただいていますm(__)m
投稿: しずか | 2013年9月17日 (火) 10時55分
しずかさん。
離宮八幡宮の写真をお持ちだったのですね。
八重の桜で使って欲しかったな~
投稿: merry | 2013年9月17日 (火) 21時33分
merryさん、すっかりこの存在を忘れていました(^_^;)
すぐに記事にしないとダメですね~(汗)
投稿: しずか | 2013年9月17日 (火) 22時41分