直會社(なおらいしゃ)
昨年、名古屋市瑞穂区の史跡を訪ねました。
祭神「直會白龍大神」は、のうらいさま、かさどうさま、かつら姫大神とも呼ばれ、木曽義仲の側室のことをいいます。
直會社(なおらいしゃ)
寿永三年(1184)木曽義仲軍は、源頼朝の鎌倉軍に「勢田の戦」に敗死。一族逃げまどう中、側室かつら姫が腫瘍で大変難渋。
「おできで苦しむ人を助けてください。とのご意志を残しこの地で亡られ、榎を墓標に手厚く葬られた傳説にいつの世から榎をご神木としてあがめ、「のうらいさま」と親しまれ、霊験も崇で、せんこう、ローソクの火絶えず朝野の信仰をいただき、今でも般若心経の声高らか、神前の小石で体をさすられると、病も癒されると、言われています。
医学の発展に依り、極日の面影はなく「のうらいさま」の御名の由来も不明で榎も今では枯れ、「もくの木」がご神木となっています。
おできの神様とは初めて聞きました。
いろんな神様がいらっしゃるのですね(^_^;)
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おできの事を関西では「デンポ」といいます。
「デンポ」の神様として、大阪の石切神社が有名です。
現在のように医学が発達していない時代では、おできが命取りだったのですね。
投稿: merry | 2013年9月30日 (月) 20時24分
直會社(なおらいしゃ)=おできの神様とは始めて知りました。
直会(なおらい)は神事で神の世界いたところから、現世の世界へ帰ってくる食事の会のことですが、今は簡略化され神事のあと、お神酒(おみき)を杯一杯のみ頂いているケースが多いですね!
どうゆう関係があるのかは判りません。
投稿: willy_tsugu_shikata | 2013年10月 1日 (火) 06時15分
merryさん、おできのことをデンポというのですか!
こちらでは・・・やはり「おでき」です(^_^;)
おできもバカにできませんよね。
投稿: しずか | 2013年10月 1日 (火) 22時51分
四方さん、私も直會社のことこの時初めて知りました。
直会についての説明ありがとうございます。
勉強になります(#^.^#)
投稿: しずか | 2013年10月 1日 (火) 22時53分