厳島神社(1)東回廊~大鳥居
厳島神社の創建は、推古元年(593年)、佐伯鞍職によると伝えられます。
島全体が神の島として崇められ、海中に社が建てられました。
平清盛が久安2年(1146)安芸守に任官され、平家の氏神として崇敬。
仁安3年(1168年)には、佐伯景弘が清盛の援助を得て、現在のような海上社殿を造営しました。
東側廻廊は47間、入口は切妻造りで、屋根は檜皮葺で、棟には棟瓦が載せてあります。
私が到着した時、満潮時でまさに海に浮かぶ社殿でした。
神社の大鳥居は、木造で鳥居の種類としては両部鳥居(四脚鳥居)です。
高さ約16.6m、棟の長さ24.2m、主柱周り9.9m、総重量は約60t
主柱は楠の自然木を、袖柱は杉の自然木を使っています。
現在の大鳥居は、平安時代から8代目にあたり、明治8年(1875)に再建されました。
笠木は箱になっており、拳大の石が約7t詰められています。
根元は海中に置かれているだけで、自重で立っているというのが驚きです。
応援のポチッのご協力お願いします。
« 二位尼の石燈籠 | トップページ | 厳島神社(2)鏡の池~西回廊 »
「平清盛」カテゴリの記事
- 嵯峨野の祇王寺(2)(2017.12.13)
- 高野山を訪ねて(5)平清盛ゆかりの対面桜(2016.12.07)
- 高野山を訪ねて(1)金堂 平清盛寄進の両界曼荼羅(2016.11.02)
- 三島の旅(23)源平タイルの散策路(2015.09.19)
- 祇園神社と東福寺(2014.08.22)
この記事はFC2でチャンと赤い新記事マークがでています!
懐かしい厳島神社です!
投稿: willy_tsugu_shikata | 2014年1月16日 (木) 06時09分
四方さん、いつもありがとうございます!
またいつか厳島神社を参拝したいです!(^^)!
今度は清盛祭を見たいな~
投稿: しずか | 2014年1月16日 (木) 10時26分
何度見ても、厳島神社は美しいですね。
その荘厳さに、ひれ伏したくなります。
投稿: merry | 2014年1月16日 (木) 11時47分
merryさん、幸い宮島訪問は、今まですべて晴天に恵まれたので、次回もお天気の良い日を狙って生きたいです!
投稿: しずか | 2014年1月16日 (木) 12時38分