« 近衛天皇ゆかりの尾道の持光寺 | トップページ | 後白河院の勅願寺・尾道の浄土寺 »

2014年6月11日 (水)

白河院の勅願寺・尾道の西国寺

尾道の西国寺は、山門の大草鞋が目印です。

1_201211171507217e8 2_201211171507216c4

108段の石段を上ります。

3_20121117150720411

西国寺は、1108年、白河法皇により勅願寺となりました。

天平年中(729~749)僧行基の開基と伝えられる。
治歴2年(1066)火災にかかり本堂、五重塔などことごとく焼失した。当時の住職慶鑁和尚は、京都仁和寺の性信法親王に師事し、白河院を頼って復興を願い、金堂など七堂伽藍が再建された。官寺として末寺も百数ケ寺を数える備後備中安芸にわたる西国一の大寺となった。
天仁元年(1108)から七帝御国忌の不断経修行が命じられたが、度々武士団の侵略にあって中断し、寺領も尾道浦一円を残すのみとなっていた。
永和年中(1375~1379)再度火災にかかったが、備後の守護山名氏の手厚い外護によって至徳3年(1386)金堂(重文)が再建され、永享年中(1429~1441)までの約60年間に、三重塔(重文)など伽藍が整えられた。
仁王門(県重文)は仁王像ともに室町時代末期の作。
正面の大藁草履は、健脚を願っての奉納である。 (案内板より)

金堂

4_20121117151107b4b

行基菩薩の開基と伝わります。
度々の火災により焼失し、現在の堂は南北朝期、備後の守護山名一族によって再建されました。

5_201211171511070cc 6_20121117151106191


7_20121117151106d67

不動明王像

8_201211171515049a5 9_201211171515045f8


不動明王堂

10_2012111716345616d

大師堂

11_2012111716360095c

毘沙門天堂

12_20121117163637d39

三重塔

14_20121117163207add

永享元年(1429)足利義教の寄進によって建立されました。 階段の上からは、尾道市街が見渡せます。

13_2012111715150407e

応援のポチッのご協力お願いします。

にほんブログ村 歴史ブログ 歴女・女性歴史ファンへ
にほんブログ村


偉人・歴史人物 ブログランキングへ

 

« 近衛天皇ゆかりの尾道の持光寺 | トップページ | 後白河院の勅願寺・尾道の浄土寺 »

白河天皇」カテゴリの記事

コメント

しずかさんは尾道のお寺巡りしたのですか?
小生は尾道のお寺巡りしたいのですが、浄土寺など同じところばかりです。
白河院の勅願寺・尾道の西国寺などもっとも参拝したいところです。

四方さん、尾道は有名なお寺だけ回りました。
広島から移動して、約半日しかいなかったので、十分な観光はできていません。
また行てみたいところの一つです!

西国寺は大きなお寺のようですね。
長年の間に、火災に遭ったり歴史に翻弄されたりしながらも、よく現存しているものです。

それにしても、大草鞋はすごい!

めりいさん、大草鞋はこの寺のシンボルともいえますね。

ここまで尾道の寺巡りをして、かなり足ががくがくしていました(笑)

境内でしばし休憩しましたよ!

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 近衛天皇ゆかりの尾道の持光寺 | トップページ | 後白河院の勅願寺・尾道の浄土寺 »

2024年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

カテゴリー

無料ブログはココログ