三島の旅(10)源頼朝が餅売りの媼のために建立した寺・成願寺
伊豆の国市原木の成願寺(じょうがんじ)は、源頼朝が餅売りの嫗のために創建したという寺です。
頼朝が、三嶋大社へ百日詣でに通う道中、ある餅売りの媼の店に立ち寄り、草餅を度々ご馳走になりました。媼は不遇な源氏の御曹司を励ますために、時には蛭ケ小島まで届けることもあったといいます。
やがて、頼朝が挙兵し、平家を倒して鎌倉幕府を開きます。
頼朝は旧恩を忘れず、媼を訪ね「何なりと望みをかなえよう」と言ったところ、媼は「私は老い先短いので、阿弥陀仏を拝んで余生を送りたい」と願ったといいます。
頼朝は、阿弥陀仏を与え、一寺を建立して媼の望みを叶えてやりました。
成願寺は媼の「我が願い成る」と喜んだ言葉を寺号としたものでだそうです。
(伊豆の国観光協会HPより)
本堂に向かって左側に餅売媼の墓があるというので探してみたのですが、違うものを写してしまったようで・・・ お墓の画像はありません。
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