赤間神宮(4)平家蟹
平氏の亡霊が乗り移ったとされる伝承を描いた歌川国芳の浮世絵。
この絵の左に、平家蟹が描かれています。(クリックで画像拡大)
薙刀を持った人物は平知盛。
赤間神宮の社務所の前に平家蟹の標本が展示されています。
平家蟹 は、日本近海の浅い海に分布する小型のカニで、甲羅の凹凸と平氏にまつわる伝説が知られています。
甲の模様が、人間が怒った時の表情に似ていること、また瀬戸内海や九州沿岸に多いことから、壇ノ浦の戦い(1185年)で敗れて海に散った平氏の無念をなぞらえ、「平氏の亡霊が乗り移った」という伝説が生まれました。
また、大和本草では長門・豊前では、「キヨツネガニ」という呼び名もあり、1183年に豊前・柳が浦で入水した平清経を指しています。
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赤間神宮に展示の平家蟹!
なるほど怒った顔に似ていますね!
この蟹は食したことが無いです。食べて見た人いますか?
投稿: willy_tsuguo_shikata | 2015年12月28日 (月) 14時45分
四方さん、これこそ人面蟹ですね(笑)
こんな怖い顔をしてると、食欲失います(^_^;)
投稿: しずか | 2015年12月28日 (月) 22時44分
こんばんは。うわあ。人面蟹ー!平家蟹のお顔(?)の本物を初めて見ましたー!こんなお顔が夜に現れたら気絶しそうです。
薙刀を手にする知盛の原典は謡曲なのかなぁ。お稽古で、かぽん、っと師匠の頭を殴ったりお腹を突き刺してしまったのは内緒です。
清経の謡も泣けてきますの。「南無阿弥陀仏阿弥如来、迎えさせ給へ」と一声残して舟から身を投げる描写が最期の場面。
でも、清経は、もっと美形なはずっ。いや、美形な蟹て・・・?
投稿: つねまる | 2015年12月29日 (火) 19時21分
平家蟹の写真をアップで見ると、確かに怒った顔をしていますね(笑)
オスよりメスの顔のほうが恐い・・・
やっぱりカニも女性のほうが恐いのかな(笑)
投稿: めりい | 2015年12月29日 (火) 20時35分
つねまるさん、こんばんは!
コメントありがとうございます。
本当、こんなに怖い顔をした蟹に遭遇したら
私なら逃げます(^_^;)
食べるなど無理無理(汗)
お稽古でそんなハプニングもあるのですね!
投稿: しずか | 2015年12月30日 (水) 02時45分
めりいさん、こんばんは!
コメントありがとうございます。
オスとメスに違い、私もそう思いましたよ!
やはりメスの方が怖いのだと・・・
投稿: しずか | 2015年12月30日 (水) 02時47分