高野山を訪ねて(14)金剛三昧院 多宝塔~本坊、庫裏
多宝塔
国宝の多宝塔は、北条政子が源頼朝の逝去に伴い創建した禅定院の規模を拡大し、金剛三昧院と改めた際、造営することになったものです。
建立は貞応2(1223)年、高野山で現在残っている、もっとも古い建立物で、多宝塔としても、滋賀県大津市の石山寺に次いで二番目に古いものだそうです。
本坊、庫裏
大広間の襖絵は、室町時代中期(1400年代)に活躍した小栗宗丹(おぐり・そうたん)によるもので、金地著色梅花雉子図(こんぢちゃくしょくばいかきじず)という図柄が描かれています。
大広間の襖と壁面をあわせ、14面が重要文化財に指定されています。
(金剛三昧院HP参照)
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コメント
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懐かしい国宝の多宝塔です!見事な撮影です!感嘆!
投稿: willy_tsuguo_shikata | 2017年3月 5日 (日) 08時40分
四方さん、いつもありがとうございます。
国宝だけあって見事な建築物ですね。
投稿: しずか | 2017年3月 5日 (日) 11時49分
金剛三昧院多宝塔は、なかなか渋い建築物ですね。
源頼朝の寄進により建てられた石山寺の多宝塔と似てます。
多宝塔の古い順で、一位と二位を占めているとは、源氏もなかなかやりますね。
投稿: 平家人 | 2017年3月 7日 (火) 16時57分
平家人さん、こんばんは!
コメントありがとうございました。
そういわれてみれば、石山寺の多宝塔と雰囲気が似ていますね。
石山寺へは、その多宝塔が見たくて行きました。
投稿: しずか | 2017年3月 7日 (火) 23時16分
多宝塔って回せるんですか? と聞かれました
いいベアリングがあって回せたらいいですね、と答えておきました
投稿: 困った人 | 2017年3月11日 (土) 22時41分
コメントありがとうございました。
面白いことを聞く方がいらっしゃるのですね~(^^ゞ
投稿: しずか | 2017年3月12日 (日) 01時07分