後白河天皇ゆかりの今熊野観音寺
泉湧寺の塔頭の一つに今熊野観音寺があります。
本尊は十一面観音(秘仏)、西国三十三所第十五番札所。
大同年間(806年~810年)、熊野権現のお告げを受けた空海がお堂を建てたのが始まりで、その後、藤原緒嗣が伽藍を造営したと伝えられています。
本堂 大師堂
熊野権現を篤く信仰していた後白河天皇が今熊野の地に熊野那智権現を勧請したので新那智山とも呼ばれています。
頭痛持ちで苦しんでいた後白河天皇の枕元に観音様が現れて頭痛が治ったという話が伝えられていて、頭痛封じ、ボケ封じ、知恵授けのご利益で名高いお寺です。
また紅葉の名所としても知られています。
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泉湧寺の塔頭の一つである今熊野観音寺の紅葉も又見事ですね!
京都は本当に紅葉の名所が多いですね!
投稿: willy_tsuguo_shikata | 2018年1月12日 (金) 08時29分
ここは「義経」の年に参拝して以来行きました。
秋は紅葉の名所でもありますね。
投稿: しずか | 2018年1月12日 (金) 12時21分