頼朝の愛した新居町(18)新居関所 その弐
では、関所の内部を紹介します。
このように当時の様子が再現されています。
入り鉄砲に出女と姫街道
関所を通過する際、婦人は関所の改め女に念入りに身のまわりを調べられました。
頭髪などをかきまわし、髪の中に秘密の手紙でも隠していないか、あるいは着物と肌身の間に隠していないかなどと、時には裸にされて調べられたそうです。
高貴の婦人は、この調査をたいへんに嫌ったそう。
当然ですよね(^^;
その上、新居関所のある場所が「今切」というから、縁組のために通る人は
「今、縁が切れる」などと、縁起を担ぎ、さらに今切れの海上一里を船で行くのは、遠州灘の荒波をうけるので、船嫌いの婦女は新居関所から今切れの海上を通るのをとくに嫌ったのだそう。
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コメント
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新居関所は一度見学していますが、この様に詳細な写真は撮っていません。
投稿: tsugo shikata | 2019年12月 8日 (日) 07時53分
四方さんも見学されていましたね。
人形での再現で、当時の様子を思い浮かべることができますね。
投稿: しずか | 2019年12月12日 (木) 11時21分