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2020年3月10日 (火)

大原の源平史跡(8)紫葉漬と大原女の発祥の地

大原は、古来より赤紫蘇が名産で、大原に隠棲した建礼門院が、里人の差し入れた漬物を気に入り、紫葉の漬物「紫葉漬」と名付け、後に大原の里にちなんで、柴の文字を用い「柴漬け」になったといわれています。

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今では、大原を代表する漬物のひとつですね。

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大原女(おはらめ)とは、大原の女子が、薪や柴を頭に載せて京の都で売ることを指します。

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建礼門院に仕えた阿波内侍が山仕事をした時の衣装を模したという伝承があります。

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紫葉漬と大原女の発祥の地

寂光院 瀧澤智明
 平安の昔寂光院に住まわれた建礼門院が,大原の里人から献上された夏野菜と赤紫蘇の漬物の美味しさに感動され,「紫葉漬け」と名づけられたと伝えられています。
本来,紫葉漬とは夏野菜と赤紫蘇を指します。そして,使われる赤紫蘇は,大原盆地で繰り返し栽培されている為,原品種に近く,香り品質ともに,最上級と言われています。
この赤紫蘇を使って大原で漬けた紫蘇漬は京都府の伝統食品(京つけもの)の認定を受けています。
 また,建礼門院の女官阿波内侍のお姿が,ルーツであると伝わる大原女は,数々の書画や文献に残され,大原伝統文化の象徴として大原観光保勝会が保存に務めています。
 この度の建礼門院の八百年御遠忌に因み,大原のしば漬業者,赤紫蘇に縁のある者が,こぞって建礼門院の遺徳をしのび御恩に感謝の気持ちを表し,記念碑を建立して,後世に伝えるものです。
平成二十五年四月十五日
発起人 大原観光保勝会

 

 

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コメント

紫葉漬と大原女の発祥の地としての見事な記事です!感嘆!

四方さん、いつもありがとうございます(*'▽')

久しぶりの寂光院、源平ファンには欠かせない寺院ですね。

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