鞍馬寺(7) 義経息次ぎの水
義経息次ぎの水は、牛若丸が天狗に兵法を習うために深夜、独りで奥の院道を急ぎ、途中で息つぎのために湧水を飲んだ場所とされています。
義経息次ぎの水
牛若丸が、毎夜奥の院僧正が谷へ剣術の修行に通ったとき、この清水を汲んで喉を潤したといわれる。
800余年後の今も湧き続けている。
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義経息次ぎの水は、牛若丸が天狗に兵法を習うために深夜、独りで奥の院道を急ぎ、途中で息つぎのために湧水を飲んだ場所とされています。
義経息次ぎの水
牛若丸が、毎夜奥の院僧正が谷へ剣術の修行に通ったとき、この清水を汲んで喉を潤したといわれる。
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ここから少し下り坂になります。
この辺りも倒木がひどかったのでしょう。
倒れた樹々の切り株がまとめられていました。
屏風坂の地蔵堂
お堂の前の坂道が、以前は一枚岩で、屏風を立てたような急坂になっていたのでこの名がついた。
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閃緑岩
背くらべ石から不動堂までの坂道一帯の地下には、閃緑岩の岩脈があり、玉葱状風化により鶏卵大から拳大の球形を示すことから、俗に天狗の卵と呼ばれました。
木の根道
根が地表面でアラベスク模様を描くのは、この辺り一帯の砂岩が、灼熱のマグマの貫入によって硬化したために根が地下に伸びることが出来なかったためなのだそう。
牛若も「木の根道」で兵法修行をしたと伝えられています。
「下に這う鞍馬の山の木の根見よ 耐えたるものはかくのごときぞ」
與謝野寛(鉄幹)
木の根道は、硬い地質のため杉の根が地中に入り難く、地表を這っている珍しい姿です。
木の根は、樹木を育て生命を支える大切な働きをしています。できるだけ踏まないようやさしく接してください。(駒札より)
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2018年9月4日に上陸した台風21号は、関西地方に猛威をふるい、貴船・鞍馬一帯でも大きな被害が出ました。 特に鞍馬寺では境内の倒木の被害が激しく、昨年秋もまだ手付かずの状態で大木が横たわっていました。
倒木をよけながら歩き、やっと義経背比べ石に到着です。
平家が父の仇であることを知った牛若は奥州平泉の藤原秀衡を頼って鞍馬寺を出奔。
その際、名残を惜しんで、この石と背比べをしたと伝わっています。
遮那王と名のって10年あまり鞍馬山で修行をしていた牛若丸が山をあとに奥州平泉の藤原秀衡の許に下るときなごりを惜しんで背を比べた石といわれる。波乱に富んだ義経の生涯は、この石に始まるといえよう。
遮那王が背くらべ石を山に見てわがこころなほ明日を待つかな 与謝野 寛(駒札より)
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