鞍馬寺(4)義経背比べ石
2018年9月4日に上陸した台風21号は、関西地方に猛威をふるい、貴船・鞍馬一帯でも大きな被害が出ました。 特に鞍馬寺では境内の倒木の被害が激しく、昨年秋もまだ手付かずの状態で大木が横たわっていました。
倒木をよけながら歩き、やっと義経背比べ石に到着です。
平家が父の仇であることを知った牛若は奥州平泉の藤原秀衡を頼って鞍馬寺を出奔。
その際、名残を惜しんで、この石と背比べをしたと伝わっています。
遮那王と名のって10年あまり鞍馬山で修行をしていた牛若丸が山をあとに奥州平泉の藤原秀衡の許に下るときなごりを惜しんで背を比べた石といわれる。波乱に富んだ義経の生涯は、この石に始まるといえよう。
遮那王が背くらべ石を山に見てわがこころなほ明日を待つかな 与謝野 寛(駒札より)
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鞍馬寺の義経背比べ石とは素敵な名前の遺物があるのですね!
投稿: tsuguo shikata | 2020年7月 7日 (火) 06時41分
四方さん、コメントありがとうございましたm(__)m
義経ファンの私には、魅力の詰まった鞍馬山です(#^.^#)
投稿: しずか | 2020年7月 7日 (火) 11時01分