鞍馬寺(8) 冬柏亭
霊宝殿の前には、移築された与謝野晶子の書斎「冬柏亭」があります。
与謝野家は、昭和2年に当時の東京市外荻窪村(杉並区荻窪2ノ119)へその居を移した。広い屋敷の中には「采花荘」と呼ぶ日本屋と「遙青書屋」という大きな洋館があった。
この2つの建物の間に「冬柏亭」と呼ばれる書斎が、晶子先生の五十の賀のお祝い(昭和4年12月)に、お弟子さんから贈られた。それが完成したのは昭和5年3月である。
晶子先生の没後、昭和18年10月に冬柏亭は門下生の岩野喜久代氏によって、大磯にある氏の住居へ写された。
それが岩野氏のご好意から、さらに鞍馬山に移築されたのは昭和51年4月のことで、同門の信楽香雲先代管長とのご縁によるものである。
(寄贈された関係資料は、霊宝殿に収納展示されています)
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鞍馬寺には与謝野晶子の書斎「冬柏亭」が在るのは初めて知りました!
投稿: tsuguo shikata | 2020年8月 2日 (日) 06時40分
四方さん、コメントありがとうございましたm(__)m
説明を読まないと、なぜここに与謝野晶子の書斎が?
と疑問に思いますよね(^^;
投稿: しずか | 2020年8月 2日 (日) 12時22分