鞍馬寺(14)本殿金堂・金剛床
本殿金堂は、1971年(昭和46年)再建されたもので、堂内には中央に毘沙門天、向かって右に千手観世音、左には護法魔王尊が安置され、これらの三身を一体として「尊天」と称しています。「尊天」とは「すべての生命の生かし存在させる宇宙エネルギー」
ご本尊は秘仏で、60年に一度、丙寅の年に開扉されます。
秘仏厨子の前に「お前立ち」と称する代わりの像が常時安置されており、お前立ちの魔王尊像は、背中に羽根をもち、長いひげをたくわえた仙人のような姿で、鼻が高い。光背は木の葉でできています。
本殿の地下は、宝殿で信徒の清浄髪が祀られています。
本殿金堂前の金剛床は、宇宙のエネルギーである尊天の波動が果てしなく広がる星曼荼羅を模し、内奥に宇宙の力を蔵する人間が宇宙そのものである尊天と一体化する修行の場となっています。
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鞍馬寺の見事な本殿金堂と金剛床です!
投稿: tsuguo shikata | 2020年9月12日 (土) 09時31分
四方さん、いつもありがとうございます(*'▽')
投稿: | 2020年9月12日 (土) 10時45分