鞍馬寺(15)翔雲台
鞍馬寺の本尊は「尊天」と称し、毘沙門天王、千手観世音菩薩、護法魔王尊の三身一体の本尊であるといいます。護法魔王尊とは、650万年前に金星から地球に降り立ったもので、その体は通常の人間とは異なる元素から成り、その年齢は16歳のまま年をとることのない永遠の存在であるといいます。
本殿金堂の前に翔雲台があります。
平安京の擁護授福のため本尊が降臨した場所とされ、中央にある板石は本殿金堂の後方より出土した経塚の蓋石です。
ここから比叡山を望むことができます。
鞍馬寺 翔雲台
鞍馬山は北方守護の浄域である。擁護受福のため、本尊ここに降臨ありて、はるか平安京をみそなわし給う。
中央の板石は、本殿後方より出土したもので、平安時代より鞍馬寺に伝えられた如法写経会の経巻を埋納した経塚の蓋石である。
板石の下から発掘された経塚遺物二百余点がことごとく国宝に指定された。
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