三島の妻塚観音堂
東本町1丁目の妻塚観音堂は、平家一族である大庭景親(おおばかげちか)の妻が祀られた祠だと言われています。
源氏再興の祈願に三嶋大社に通う源頼朝の暗殺の命を受けていた景親は、ある日夕闇の中に人影を見つけ、頼朝と思って斬りつけました。
しかし、よく見ると斬り殺した相手は、頼朝ではなく自分の妻だったのです。
妻は、源氏に縁がある家に生まれたため、夫を思い止まらせようとしましたが、聞き入れてもらえず、自分が身代わりになるため、夫を待ち受けていたのでした。 妻を殺してしまった景親は、嘆き悲しみ、妻の冥福を祈るためにこの祠を建てたと言われています。
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三島の妻塚観音堂の素晴らしい記事です!
投稿: tsuguo shikata | 2022年1月18日 (火) 04時55分
四方さん、ありがとうございます。
懐かしい三島の旅です。
投稿: しずか | 2022年1月19日 (水) 11時14分