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2022年2月

2022年2月19日 (土)

頼朝が戦勝祈願した豊満神社


滋賀県愛荘町の豊満神社は、神功皇后軍の軍旗を祀って創建されたと伝えられ、「お旗さん」の名前で親しまれています。

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社伝によると、豊満神社の祭神が軍旗の守護神となり、神功皇后軍を勝利に導いたと伝えられています。

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そのため、当社の境内の竹を旗竿に使えば戦さに勝つといわれ、源頼朝をはじめ、近江の守護佐々木氏、六角氏、豊臣秀次など多くの武将が戦勝祈願をおこないました。

 

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また、鎌倉時代に建立された四脚門は、国指定の重要文化財となっています。

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ここに着いたのは、すでに夕方で、日が落ちるまであと少しでした。

 

間に合ってよかったです(#^.^#)

 

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2022年2月12日 (土)

俊寛の碑

鹿児島市中町の西本願寺別院近くのビルに囲まれたある一角に「俊寛の碑」の石碑があります。

 

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ここは、俊寛が鬼界島に流されるときに船出した場所といわれています。

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明治31(1898)年頃、ここが埋めたてられるまでは堀があって、俊寛堀と呼ばれていましたそうです。

俊寛は、後白河法皇の側近で法勝寺執行の地位にありましたが、安元3年(1177年)鹿ヶ谷の俊寛の山荘で密議が行われた藤原成親西光らの平氏打倒の陰謀に加わりました。(鹿ケ谷の陰謀
しかし、多田行綱の密告により陰謀が露見。
藤原成経・平康頼と共に鬼界ヶ島(薩摩国)へ配流されました。

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三年後、二人は帰ることを許されましたが、俊寛だけは許しが出なかったため、そのまま島に残り、亡くなりました。

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2022年2月 5日 (土)

音戸大橋と清盛塚

かれこれ10年前のことになりますが、宮島観光の帰りに広島県呉市の音戸の瀬戸に立ち寄りました。

父・忠盛の死後、跡を継いで平家一門の棟梁となった平清盛は、瀬戸内海の実権を握り、摂津大輪田泊(神戸港)の修築に着手し、これにより、宋船の回航が可能となりました。

音戸の瀬戸も清盛が日宋貿易の航路のために開削したされる海峡で、呉市の休山半島と倉橋島の間にあり、最も狭いところでは幅90mほどしかありません。

清盛は、長寛2年(1164)年に着工。
厳島神社造営と同時に工事を進め。わずか10か月で完成させたといいます。

JR呉駅から観光タクシーで清盛ゆかりの地をまわってみました。

まず最初に向かったのが音戸大橋です。


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幅90mの音戸の瀬戸に架かる主橋梁長172mの真紅の橋。1000トン級船舶の航行を可能とするため螺旋式とループ式の取付道路をもつ高架橋として、総工費3億6200万円をかけて1961(昭和36)年に完成し、本土と直結しました。


倉橋島側の橋脚近くに、清盛塚があります。

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音戸の瀬戸開削は難工事で、人柱を立てようという話が持ち上がった時に、清盛は反対し、代わりに一切経を一字ずつ書いたの経石を海底に沈め、難工事を完成しました。

 

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1184(元暦元)年に清盛の業績を称え、倉橋島に清盛塚を建立したといわれています。
周囲49mの石垣に囲まれた塚の中央には、供養のために立てられた石碑があります。   

 

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