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2022年10月12日 (水)

源頼政ゆかりの鵺塚

大阪の都島にある鵺塚を紹介します。

 

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 旧沢上江村(滓上江村とも書く)母恩寺東北の野中に、『平家物語』に見える(ぬえ)を埋めたと伝える塚です。

 同書によれば、平安末期、近衛天皇を夜ごと悩ませていた怪鳥を源頼政が射落としたところ、頭は猿、胴体は狸、尾は蛇、手足は虎の姿で鳴く声は鵺(トラツグミ)に似ていたといいます。

 頼政は摂津源氏源仲政の長男で、保元・平治の乱に功をたて、後に以仁王を奉じて平氏追討を図り、破れて宇治で自殺した人物です。
 
 鵺塚はすでに江戸初期の地誌『芦分船』に紹介され、くり船に入れて淀川に流した鵺の死骸が、下流の浮洲に止まって朽ちた場所だと記しています。

 鵺塚は兵庫県芦屋市にも伝承地がありますが、「いづれも論ずるにたらん」(『摂津名所図会』)と江戸期の地誌類は否定的です。
(マップなびおおさかより)

 

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鵺とは

『平家物語』などに登場し、サルの顔、タヌキの胴体、トラの手足を持ち、尾はヘビで(文献によっては胴体については何も書かれなかったり、胴が虎で描かれることもある。また、『源平盛衰記』では背が虎で足がタヌキ、尾はキツネになっており、さらに頭がネコで胴はニワトリと書かれた資料も存在する。)「ヒョーヒョー」という、鳥のトラツグミの声に似た大変に気味の悪い声で鳴いた、とされる。一説には雷獣であるともいわれる。また、出現したのは一般には平安時代後期とされるが、平安時代のいつ頃かは、二条天皇の時代、近衛天皇の時代、後白河天皇の時代、鳥羽天皇の時代など、資料によって諸説ある。
(Wikipediaより)

 

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コメント

[源源頼政ゆかりの鵺塚]の素晴らしい記事です!

四方さん、ありがとうございますm(__)m

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