磐田の東福山・西光寺(2)縁結びの大樟と梛の木
西光寺の境内に、大樟とその根元から生えた、梛(ナギ)の木があります。
クスは樹高18m、根回り13.7m、胴回り7.5m、推定樹齢500年。
西光寺の大樟 (磐田市指定天然記念物)
寛政元年(1789)建立の鐘楼堂(山門)をくぐると、右側にクスノキの巨木が見えます。樹高18m、根回り13,7m、胴回り7,5m、推定樹齢500年という老大樹です。
隣り合っているナギの大樹と一緒に、昭和57年(1982)11月、市の文化財(天然記念物)に指定されました。(駒札より)
ナギの葉は切れにくく、男女の縁が切れないと言われています。
共に磐田市指定文化財(天然記念物)となっており、縁結びのパワースポットとして人気を集めています。
ナギの木は、マキ科の常緑高木で、葉は楕円形で先が鋭く尖り厚く、縦の方向だけに多数の葉脈があり、横には切れにくゝなっていることから、縁結びのしるしとしています。
静岡県下には昔、婦人がこの葉を鏡の裏に入れておき、男性と縁が切れないおまじないにしたとか、
弁慶が力自慢にこの葉を千枚重ねて横に切ろうとして失敗したとか、
北条政子が若き日、伊豆山に配流されていた源頼朝とナギの木の下で愛を誓って結ばれ、のちに頼朝は鎌倉幕府を開く強運を得た……という話も残っています。(駒札より)
梛の木は、弁慶、頼朝、北条政子にもゆかりがあるのですね!
ブログランキングに参加しています。
応援よろしくお願いします!
« 磐田の東福山・西光寺(1)中泉御殿の表門 | トップページ | 磐田の東福山・西光寺(3)本堂 »
コメント