神戸の源平史跡を訪ねて(20)荒田八幡神社
荒田八幡神社は、前の記事で紹介した宝地院にあった八幡社を、明治初年の神仏分離によってこの地に合祀したものです。
この付近一帯は、平清盛の弟で池の大納言・平頼盛の山荘があったところといわれ、福原遷都の際、この山荘で、安徳天皇が第一夜を過ごされ、翌日からは高倉上皇の御所になりました。
平頼盛
平忠盛の五男で、母は池禅尼。清盛の異母弟にあたる。六波羅の池殿に住んだので、池殿とか池の大納言と呼ばれた。
頼朝が、池禅尼の助命嘆願により命を助けられ、流罪となった頃から、平家一門から疎んじられるようになり、平家の都落ち、源平合戦にも加わらなかった。
平家滅亡後、池禅尼に恩を感じる頼朝に厚遇されたが、壇ノ浦の合戦の翌年、56歳で亡くなった。
境内には「安徳天皇行在所跡の碑」、昭和五十五年の福原遷都八百年にあたり、神戸史談会により建てられた「福原遷都八百年記念の碑」が建てられています。
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