渡辺綱

2012年8月 1日 (水)

八軒家浜と渡辺津

2008年、往時の八軒家浜の賑わいを水都大阪の再生の拠点とするため、天満橋駅の北側の「八軒家浜」船着場が、水陸交通ターミナルとして整備され、京阪天満橋駅の改札と直結しています。

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 渡辺津から世界遺産熊野古道へ 
 

 平安時代後期(12世紀頃)から熊野参詣が盛んになった。
白河上皇や鳥羽上皇は鳥羽離宮(京都市城南宮あたり)で身を清め道中の無事を祈願した後、京を出立。淀川を舟で下って渡辺津(現在の天神橋のあたり)で上陸し、熊野古道を通って熊野三山(和歌山県)へ、往復ほぼ一カ月かけて参詣した。
 熊野本宮、新宮、那智いわゆる熊野三山への路は、右図のようにメインスルートの中辺路のほか大辺路・小辺路・伊勢路があり、峠越えの古道を中心に、2004年世界遺産に登録されている。

 江戸時代以降このあたりは八軒家浜と呼ばれている。

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江戸時代、天神橋と天満橋に挟まれた大川南岸が八軒家と呼ばれた。八軒家には京都と大坂を結ぶ三十石船が発着する船着場があり、淀川における貨客輸送のターミナルであった。道路沿いには旅籠や問屋が並び、船着場には旅人や運送にかかわる人々、客を呼び込む人たちの喧騒に包まれていた。そのようすは落語『三十石』や十辺舎一九の『東海道中膝栗毛』にいきいきと描かれている。
この地域は八軒家と呼ばれる以前には渡辺と呼ばれ、渡辺津(わたなべのつ)を中心に平安時代から瀬戸内海と淀川を結ぶ水上交通の拠点として栄えた。また、熊野三山への参詣道である熊野街道の拠点であり、交通の要衝として古くから賑わいをみせるところであった。現在も船着場が整備され、「みち」と「かわ」を繋ぐ、水の都大阪の拠点として、賑わいをみせている。
                                            (八軒家船着場の案内板)

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2012年7月26日 (木)

八軒家船着場跡

大阪の天満橋の八軒家船着場跡の史跡を紹介します。

江戸時代には八軒の船宿などがあったことから八軒家浜と呼ばれ、三十石船や淀川の荷客輸送にあたった過書船の発着場として賑わっていました。

平安時代、この辺りは「渡辺津」と呼ばれ、熊野参詣の出発点として栄えました。
その様子は、「東海道中膝栗毛」摂津名所図会などに描かれています。

大阪市中央区天満橋の永田屋昆布本店の前に八軒家船着場跡の石碑があります。

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八軒家船着場跡 (大阪市中央区天満橋京町2-10 )
この地は江戸時代には八軒家と称し淀川を上り下りの三十石船の発着場として、さらに古くは渡辺といい紀州熊野詣での旅人の上陸地として栄えた。
また大江山の鬼を退治したといわれる渡辺綱はこの地を支配した摂津源氏一族の出身であり、『地獄門』で知られる遠藤盛遠袈裟御前を見初めたのもここに架けられた渡辺橋の渡りぞめの時のことと伝える。
楠正行がこの橋からなだれ落ちる敵兵を救いあげ衣料を与えて国へ帰してやったという美談は明治初年わが国が万国赤十字に加盟のとき伝えられて感銘を与えた。
  

昭和45年5月  牧村史陽識


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2012年5月11日 (金)

渡辺綱 駒つなぎの楠

ここは旧善源寺村の産土神社が鎮座したところで、1909年(明治42年)に櫻宮に合祀され、現在は櫻宮のお旅所となっています。
 

このあたりは、かつて善源寺荘と呼ばれ、大江山の鬼退治で有名な源頼光が支配する荘園でした。
長徳年間(995~998)頼光は源氏の八幡大神を祀り、この地に産土神社を創建しましたが、そのとき頼光自らが、この樟を植えたといわれています。

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駒つなぎの呼び名は、頼光の四天王の1人で、この荘園の管理をまかされていた渡辺綱が、この神社に詣でるとき、いつも馬をこの樟につないだためであると伝えられています。
樹齢900年と推定される樟は、昭和のはじめに大阪府の天然記念物第1号に指定されましたが、残念なことに戦災にあい現在は枯死状態になっています。

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