屋島の戦いで船上の扇の的を射ぬいた源氏の弓の名手・那須の与一ゆかりの北向八幡神社が、神戸市須磨区にあります。
本殿は、北向きに建立されており、通称「北向きさん」と呼ばれています。
一ノ谷の合戦の時、源義経は村人から、御神威が高く、飛ぶ鳥でさえ社殿の上空を飛べない社があると聞き、那須与一に武運長久を祈らせました。
与一は、戦乱の後、お礼参りに当社を訪れたましが、中風の為に当地で亡くなったと伝えられています。
(当社には、正月に射敵式という神事があったことから与一のことが結びついたのかも・・・)
境内には、土地の人が与一を祀った那須神社があります。
荒熊神社
ここを訪れたのは、2008年のこと。
ついつい記事にするにが後回しになってしまいました(^_^;)
画像はその時撮影したものです。
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東京渋谷の山種美術館で、1月8日(土)~2月17日(木)まで、歴史がテーマの絵画展「歴史を描く」が催されてます。
古典を忠実に学んだ伝統的な画風から、想像力豊かな作品まであります。
その中には、「伊勢物語」「平家物語」を主題にした作品、中村岳陵らの合作による絵巻「伊勢物語」、平家物語が主題の小堀鞆音「那須宗隆射扇図」、前田青邨「大物浦」、歴史上の人物編では、信長を描いた「出陣の舞」、菅原道真公を描いた「菅公之像」、(秀吉、家康、淀(茶々)などもあります。)神話や伝説を主題にした作品では、「日本武尊像」「伝説中将姫」、また、上村松園の作品も展示されています。
その中で、最も惹き付けられた作品は、源平合戦の屋島の戦い・那須与一が、舟の上で、平家方の女房が掲げる赤い扇の的を射ろうとしている場面を描いた「那須宗隆射扇図」です。海上の船団は、やわらかな色合いで霞んでいるのに対し、遠方の山々はくっきりと描かれています。
これは、西洋画や東洋山水画の空気遠近法と、平面的なやまと絵の手法がミックスされているそうです。
また、与一の身に付けている武具は、文様やひもに至るまで、繊細に描かれ、赤や緑の色が鮮やかでした。
展覧会の詳細
↓ ↓
http://www.yamatane-museum.or.jp/exh_next.html
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源平合戦の長い戦闘の一日、もう日が暮れかかった時、沖の平家の小船が源氏軍の方へ向かって来た。舟には若い美女が真っ赤な地色に金の日の丸が描かれた扇を竿に挟み船べりに立て、源氏に向かって手招きしている。
義経は、弓の名手・那須与一に「あの扇を射よ。」と命じた。
与一は「失敗すれば末代までの恥。」と一度は辞退するが、義経の命には逆らえなかった。
与一は馬を海に乗り入れたが、扇の的までは約70m。
風がおさまるのを待ち、神経を集中し、「南無八幡」と念じて矢を放った。
矢は見事に扇を射抜き、扇はひらひらと海に落ちた。
この様子を見守っていた源平両軍が歓声を上げて与一を褒め称えた。
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992年、源信が京都・伏見に建立した光明院が始まりです。その後、藤原頼道の子、橘俊綱が伏見の山荘に持仏堂として移し、阿弥陀如来と二十五菩薩像を安置し、即成院と称しました。後に明治時代初期に現在地に移りました。10月第三日曜に行われる二十五菩薩お練り供養が有名です。
お練り供養の様子は↓でご覧になれます。
屋島の合戦後の与一については諸説あります。
・頼朝の粛清を免れるため、1189年に没したという偽装をした。
・ハンセン病にかかり、顔が変形したため出家した。
・合戦の死者を弔う旅を30年余り続けた後、中風のため摂津国で没した。
与一の出没年は不詳になっていて、謎の多い人物です。
与一は屋島の合戦以前に、義経の命を受けて出陣の途中、栃木県大田原市から京都に向かう道中で病にかかり、京都伏見で療養し、即成院の本尊・阿弥陀如来の霊験にすがることにより、病を克服し、屋島の合戦に挑むことが出来ました。(即成院HPより抜粋)その後、平家軍が掲げる扇の的を射抜く屋島の合戦の功で、五ヶ国の荘園を与えられ、後年は剃髪して、京都・伏見の即成院に没しました。
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