滝口寺(2)横笛高野山へ
阿浄はその鶯の亡骸を胎内に納めて、阿弥陀如来像を彫ります。この像は、鶯阿弥陀如来像として大円院の本尊となり、梅の木を鶯梅(おうばい)、井戸を鶯井(うぐいすい)と呼んで、大切にしているそうです。
横笛の死については、他の説もあります。「源平盛衰記」では、17歳の横笛は嵯峨野の大堰川に身を投げます。そのことを知った入道は大堰川に駆けつけます。彼女の遺体を火葬し、彼女の骨を自ら首にかけて、寺を供養して歩き、高野山の奥の院に卒塔婆を立てて、弔ったといわれています。
祇王寺から石段を少し昇って滝口寺へ
ここは、「平家物語」の滝口入道こと斉藤時頼と建礼門家の侍女・横笛の悲恋の地として知られています。
身分の違いから許されなかった恋
境内には、入道に会えない横笛が、指を切って、その血で書いたという横笛が残されてます。
本堂には、入道と横笛の木像が安置されています。
横笛は、川に身を投げたとも、出家したとも言われていますが、
あの世では、再び入道と巡り合うことができたのでしょうか?
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春の嵐山へ行って来ました。
嵐山のシンボルである渡月橋がまたがる大堰川(おおいがわ)は、横笛の悲恋の舞台です。
建礼門院の侍女・横笛と平重盛に仕える武士・斉藤時頼は愛し合っていましたが、身分違いということから、時頼の父に反対され、横笛に対する気持ちを断ち切るため、時頼は嵯峨に出家し、滝口入道となります。
嵯峨にまで時頼を追いかけて来た横笛を入道は追い返し、、絶望した横笛は大堰川に身を投げたいう話が伝わっています。
横笛については高野山まで入道を追った後、出家し、奈良の法華寺において生涯を終えたとの話もあります。
これについては過去の記事 滝口入道と横笛をご覧ください。
桃山時代に建築された本堂には、光明皇后がモデルという木造十一面観音立像(国宝)、乾漆維摩居士坐像(重文)、横笛像などが安置されている。
横笛像は、横笛が滝口入道との間に交わされた文がらをもって自らの姿を作ったものとされています。
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奈良の法華寺の境内には、平家物語に登場する建礼門院の雑士女・横笛が出家後、移り住んだという横笛堂がある。横笛は斉藤時頼(後の滝口入道)とのかなわぬ恋の行く末、出家し、この横笛堂で仏門に励んだといわれている。
滝口入道と横笛については1/16~1/25に掲載してありますのでご覧下さい。
http://shizuka.cocolog-tnc.com/shizuka/2006/01/index.html
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横笛の死については、他の説もあります。「源平盛衰記」では、17歳の横笛は嵯峨野の大堰川に身を投げます。そのことを知った入道は大堰川に駆けつけます。彼女の遺体を火葬し、彼女の骨を自ら首にかけて、寺を供養して歩き、高野山の奥の院に卒塔婆を立てて、弔ったといわれています。
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阿浄はその鶯の亡骸を胎内に納めて、阿弥陀如来像を彫ります。この像は、鶯阿弥陀如来像として大円院の本尊となり、梅の木を鶯梅(おうばい)、井戸を鶯井(うぐいすい)と呼んで、大切にしているそうです。
滝口寺のお堂には、入道と横笛の木像が安置されています。この世では結ばれない二人でしたが、心は永遠に結ばれているのかもしれません。
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