江島神社(2)辺津宮
辺津宮(へつみや)は、田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)をお祀りしています。
土御門天皇 建永元年(1206年)源実朝が創建。
現在の建物は延宝3年(1675)に再建されたものです。
昭和51年(1976)に改修により、権現造りの現在の社殿が新築されました。
神社の祈祷は、主にこの宮で行われています。
本殿前には「天女と五頭龍伝説」に由来した龍を祀った江の島弁才天の龍の銭洗、
屋根には江島神社の社紋「向かい波三つ鱗」が見られます。
江島神社の社紋
江島神社の社紋は、北条家の家紋「三枚の鱗」の伝説にちなみ考案されたもので、「向い波の中の三つの鱗」を表現しています。
『太平記』によれば、建久三年(1190年)鎌倉幕府を司った北条時政が、子孫繁栄を願うため江の島の御窟(現在の岩屋)に参籠したところ、満願の夜に弁財天が現れました。
時政の願いを叶えることを約束した弁財天は、大蛇となり海に消え、あとには三枚の鱗が残され、時政はこれを家紋にしたと伝えられています。(江の島神社公式HPより)
北条政子奉納の神鏡は、奉安殿で展示されています。
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