妙本寺(2)比企一族の墓
妙本寺の境内には比企一族の墓と一幡の袖塚がある。
一幡・・・頼家の嫡男で、母は若狭局(比企能員の娘)
北条時政は、娘・政子と組み、頼家を亡き者にし、千幡(後の実朝)を次期将軍に立てようと画策。
1203年、頼家が病気になると、時政は一幡に関東二十八区に地頭職と日本国総守備職を、実朝には関西三十八国地頭職を相続させた。
これに不満を抱いた比企能員は、頼家と組み、北条氏を打倒することを決意。
しかし、このことが時政の耳に入り、時政は能員を自宅に招き、殺害。
続いて北条氏は比企谷の比企一族の屋敷を襲撃。一族は一幡を守ろうと防戦したが、屋敷に火が放たれ、母とともに焼死した。後で焼け跡から一幡の袖が見つかったという。一幡はその時、わずか6歳であった。
FC2ブログランキング参加中!
投票にご協力お願いします⇒FC2 Blog Ranking
最近のコメント